牛はどうやって育ててるの?

普通、牛を飼っていると聞くと自分の農場で子牛を生ませていると思われますが、そのような農家を繁殖と肥育の一貫経営農家といいます。
一般的には繁殖農家と肥育農家に分かれます。
繁殖農家は、母牛に子牛を生ませて、生後10ヶ月前後で子牛市場に出荷します。
栃木県には矢板市に子牛の家畜市場があります。
肥育農家は、子牛市場から子牛を購入し、20ヶ月間前後肥育をして食肉市場に出荷します。
子牛市場で買ってきた時の体重は300kg前後、出荷時の体重は800kg前後になります。

肥育農家は、子牛を導入したら月齢ごとに群を作って小屋に入れます。
1部屋2頭から4頭というのが一般的です。
この時、気を付ける点は牛同士の相性です。
牛は群れを作る生き物なので、最初に喧嘩をして優劣関係が決まります。
一度、群の中の順列が決まってしまえば平和になりますが、喧嘩がいつまでも続くようなら相性が良くないので群を分けます。

小屋の床にはオガクズやワラを敷きます。
牛がゆっくりくつろいで寝ていられる環境を作る事が大切です。

水も牛が飲みたい時に好きなだけ飲めるように常にキレイにしておきます。

餌は、稲ワラと濃厚飼料です。
牛は反芻動物ですから、稲ワラ等の粗飼料は不可欠です。
濃厚飼料は、大麦、とうもろこし、フスマ、米ぬか、大豆かす、ビールかす、等を混合した飼料です。
これらの餌を肥育ステージに応じて量を調整しながら給与します。

肥育期間全体で常に気を付けるのは、牛にとってストレスとなる要因を極力減らすようにしてリラックスしてもらう事です。

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